2010年12月26日

定期講座

とうきょうキッズメディカルスクールの定期講座は
2011年4月開講です.
会場の関係で若干時間等に変更があります

最近,理科教室・実験教室・科学教室は多くなってきましたが,
これまでに無かったタイプの科学教室です.

小学3-6年生を対象に
月1回90分授業.
年12回の講座です.

吉祥寺会場は,武蔵野商工会議所  第3日曜 10:00-11:30
三鷹会場は,三鷹ネットワーク大学 第2日曜 14:00-15:30
となりますが,月により日時が変更となる月もありますので,
詳しくは,体験教室でご確認下さい.  


Posted by ママさんドクター  at 14:33Comments(0)とうきょうキッズメディカルスクール

2010年12月23日

体験教室を実施します

とうきょうキッズメディカルスクールの体験教室の日程が決定しました.

2011年1月30日(日) 三鷹ネットワーク大学(三鷹駅南口徒歩1分)
2011年2月27日(日) 武蔵野商工会議所(吉祥寺駅北口徒歩5分)
2011年3月 6日(日) 三鷹産業プラザ704会議室(三鷹駅南口徒歩7分)

体験は14時~15時

いずれも新小学3~新小学6年生対象です.
参加費1000円
年間カリキュラムの中から血液・心臓などの授業を60分体験して頂きます.
終了後教室説明会を30分行いますので,
保護者の方とご参加下さい.

メールでの予約・お問い合わせを受付中です.
info@kidsmed.jp

詳しくはとうきょうキッズメディカルスクールのホームページをどうぞ.  


Posted by ママさんドクター  at 14:47Comments(0)とうきょうキッズメディカルスクール

2010年12月22日

長持ちクリスマスリース

11月23日に作ったヒバとブルーバードのクリスマスリース.
バラの花も追加して,門回りを華やかに彩ってくれています.



ちょっとヒバの色は褪せたようですが,
バラはかれこれ2週間楽しんでいます.
外は寒いので,室内に飾るより長持ちしますね.
(経済的!)

ちなみに,
ちっちゃなピット苗で作ったハンギングバスケットも
やっとまん丸になってきました.

適当な場所がないので,
下に置いてありますが,
余計な鉢が見えないのでスッキリして良い感じ!



ちょっとプランターのビオラと色あわせが悪いのは勘弁して下さい.



こちらは,玄関脇のコーナーです.  


Posted by ママさんドクター  at 13:52Comments(0)ガーデニング大好き

2010年12月21日

ありがとうございました

しばらく記事投稿をお休みしてしまいすみませんでした.

今は毎日,とうきょうキッズメディカルスクール定期講座の来年開講に向け,
準備を進めているところです.

まもなく,1月からの体験教室もご案内できる予定ですので,
今しばらくお待ち下さい.

そんな中,実は先日,
かねてより応募中の
内閣府地域社会雇用創造事業交付金事業
「みたかソーシャル&コミュニティビジネスプラン・コンペティション2010」の審査が行われ,

とうきょうキッズメディカルスクールの活動プランは
無事,書類審査・ヒアリング審査を通過し,
来年1月12日の最終審査会で,発表させて頂けることになりました.

ここまで,いろいろなアドバイスを寄せて下さった皆様,
どうもありがとうございました.

来年の最終審査会に向け準備を進めると共に,
4月には,皆様の期待にお応え出来るような教室を開講致しますので,
これからもどうぞよろしくお願い致します.
  


Posted by ママさんドクター  at 17:21Comments(0)とうきょうキッズメディカルスクール

2010年12月09日

長引く咳・・Part2

以前,長引く咳の原因として
咳喘息の話を書きました.

他にも咳の原因はいろいろありますが,
今日はちょっとめずらしい病気,
過敏性肺炎の話をします.

過敏性肺炎は
いろいろな粉じん(ホコリですね)を吸い込むことによって
アレルギー反応が生じておきる肺炎です.

アレルギー反応って喘息じゃないのって
思われた方もいるかも知れません.

アレルギー反応にはいくつかタイプがあって,
喘息と過敏性反応では
アレルギー反応の種類が違うのです.

過敏性肺炎の場合は
特定のタイプのホコリを吸い込んだ後,
発熱・咳・息切れなどがでて
胸部(肺)のレントゲン検査で”影”が認められます.

原因となったホコリの種類によって,

夏型過敏性肺炎
鳥飼病
農夫肺
などなど

様々な診断名がつくのです.  


Posted by ママさんドクター  at 11:09Comments(0)医療お役立ち情報

2010年12月07日

認知症=アルツハイマー病??

認知症という言葉,
もともとは痴呆症という医学用語が
偏見を招く可能性があると改称されたものです.

それから6年ほどが経過して
すっかり定着した感がありますが,
時折,認知症=アルツハイマー病と混同されてしまっているようです.

もちろん認知症の最大の原因はアルツハイマー病ですが,
それ以外にも認知症を起こす疾患はいろいろあります.
脳血管性認知症
レビー小体型認知症
前頭側頭葉変性症(ピック病)
これらは4大認知症とも言われるもので
根本治療が困難な認知症ですが,

十分根本的な治療が可能な認知症もあります.
慢性硬膜下血腫
正常圧水頭症
甲状腺機能低下症
脳腫瘍
脳炎などの炎症性疾患
などは,出来るだけ早く発見して根本的な治療を受ける必要があります.

正しい診断が,正しい治療のために必要なのは言うまでもありません.
そもそも一見,認知症の様にみえても
うつ病
せん妄
などの場合もあります.

まずは本当に認知症なのか,認知症類似の状態なのか?
認知症であるとしてその原因は何なのか?

と,専門医は診断をすすめていくわけです.  


Posted by ママさんドクター  at 15:46Comments(0)医療お役立ち情報

2010年12月05日

HbA1c

昨日は,HbA1cを取り入れた新しい糖尿病の診断基準のことをお話しました.

ところで,HbA1cって何でしょう?

血液の中の糖分は,同じく血液中のいろいろなタンパク質にくっつきます.
例えば,赤血球のなかの赤い色素のHb(ヘモグロビン)に結合したり,
アルブミンに結合したり・・・・.

この糖の結合したヘモグロビンのことをHbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)といいます.
グリコヘモグロビンと呼ぶこともあります.

血糖が高いほど,糖が結合したヘモグロビンの割合が増えるわけで,
HbA1cの単位は%です.

HbA1cが6.1 %以上だと糖尿病型と言うことになります.

赤血球はだいたい100-120日くらいの寿命がありますので,
今日測ったHbA1cの値は,1-2ヶ月くらい前の血糖の値を教えてくれます.

血糖は,お腹のすいた時は低く,
食事の後は高くなりますが,
その平均がわかるわけですね.  


Posted by ママさんドクター  at 22:06Comments(1)医療お役立ち情報

2010年12月04日

新しい糖尿病の診断基準

今年の7月から
糖尿病の診断基準が新しくなりました.

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)を
積極的に診断に取り入れることになりました.

血糖値(血液の中の糖分の値)が

空腹時で126 mg/dl以上
随時で200 mg/dl以上
糖負荷2時間で 200 mg/dl以上

のいずれかで,
かつ

HbA1cが6.1 %以上だと

糖尿病と診断されます.

ちょっとややこしいですね.

要は,日常では検査しにくい糖負荷試験をしなくても,
血糖値とHbA1cの両方が高ければ,
1回の検査でも糖尿病と診断できるというものです.

糖尿病の早期発見・治療につながるものと期待されます.  


Posted by ママさんドクター  at 15:29Comments(0)医療お役立ち情報

2010年12月03日

吸入ステロイドのおかげで・・・

残念ですが,喘息の患者さんは増えています.

でも,
入院をしなければいけないような発作をおこしたり
喘息で亡くなるといった患者さんは
年々減っています.

ステロイド吸入療法のお陰です.

ステロイドと聞くと
副作用が怖そう・・・
と感じられる方が多いかも知れません.

でも吸入ステロイドは
飲み薬で問題になるような副作用がほとんどなく,
このお陰で,喘息の治療は飛躍的に進歩しました.

直接,喘息の症状をおこしている気管支に吸入できるわけですから
ほんの少しの量で,効果を発揮してくれます.
胃に飲み込まれて吸収されてしまう分もありますが,
肝臓でほとんど分解されてしまいますので,
全身に影響を及ぼすことがありません.

せっかくステロイド吸入で症状が安定しても,
吸入を中断してまた発作を起こしてしまう残念な例も時々見受けられます.
喘息の方は主治医の先生から十分説明をうけて,
きちんと治療を継続して下さいね.

  


Posted by ママさんドクター  at 18:48Comments(0)医療お役立ち情報

2010年12月02日

おとなの喘息

「喘息ですね.」
と患者さんにお話しすると,
「喘息ってこどもの病気じゃないんですか?」
「こどもの時から今まで,喘息なんて言われたことないんですが・・・」
と,おっしゃる方がいらっしゃいます.

おとなの喘息のうち,
小児喘息から移行したタイプは2割程度にすぎません.
あとの8割は成人発症型です.

成人発症の喘息の発症には
感染症や喫煙が関係していることが多いです.

私も実は
咳喘息です.
(もちろんたばこは吸わないですが・・・)  


Posted by ママさんドクター  at 12:40Comments(0)医療お役立ち情報