2011年10月29日
マイコプラズマ肺炎~治療
マイコプラズマは,細菌とウィルス
その中間のような病原微生物です.
(一応は細菌の仲間とされています.)
細菌感染症によく用いられる
ペニシリン系・セフェム系といった抗生物質が全く効きません.
といっても,別に恐ろしい耐性菌,というわけではなく,
そもそも,細菌の細胞壁をつくるのを邪魔して
効果を発揮する抗生物質は,
もともと細胞壁を持たないマイコプラズマには
効くはずがないということです.
というわけで,マクロライド系抗菌薬が第一選択!
とされてきたわけですが,
最近は困ったことにマクロライド薬にたいする
耐性菌が増えてきています.
その場合は,テトラサイクリン系抗菌薬が使用されます.
もっとも,walking pneumoniaとも言われるように
全身状態の良い患者さんが多く,
また,感染しても軽い上気道炎ですんでしまう方も多くいます.
一方で,様々な合併症を引き起こしたりすることもあるのですが,
その点はまた次回に.
その中間のような病原微生物です.
(一応は細菌の仲間とされています.)
細菌感染症によく用いられる
ペニシリン系・セフェム系といった抗生物質が全く効きません.
といっても,別に恐ろしい耐性菌,というわけではなく,
そもそも,細菌の細胞壁をつくるのを邪魔して
効果を発揮する抗生物質は,
もともと細胞壁を持たないマイコプラズマには
効くはずがないということです.
というわけで,マクロライド系抗菌薬が第一選択!
とされてきたわけですが,
最近は困ったことにマクロライド薬にたいする
耐性菌が増えてきています.
その場合は,テトラサイクリン系抗菌薬が使用されます.
もっとも,walking pneumoniaとも言われるように
全身状態の良い患者さんが多く,
また,感染しても軽い上気道炎ですんでしまう方も多くいます.
一方で,様々な合併症を引き起こしたりすることもあるのですが,
その点はまた次回に.
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