2012年04月09日

長引く咳・・Part5 副鼻腔気管支症候群

副鼻腔気管支症候群の話を続けましょう・・・

簡便な診断基準では
1.呼吸困難発作を伴わない咳が8(3)週間以上
2.副鼻腔炎の所見
3.マクロライド系抗菌薬や去痰薬が有効
の3つを全て満たせば副鼻腔気管支症候群と診断されます.

副鼻腔炎は
自覚症状としては
後鼻漏・鼻汁・咳払いなどが見られます.
診察を受ければ,喉の奥に鼻から落ちてきた分泌物が見られたり,
粘膜の変化が観察されます.
また副鼻腔単純X線写真や副鼻腔CT検査などの画像検査も
診断に用いられます.



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Posted by ママさんドクター  at 14:06 │Comments(0)医療お役立ち情報

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