2013年02月08日

花粉飛散量予測

スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年の夏の
気温・日照時間・降水量に影響されます.

猛暑の夏のあとは花粉を飛ばす雄花の花芽が多くなるというわけです.

また,樹勢の関係で,大飛散年の翌年は花芽が少なくなる.
逆に,少量飛散年の翌年は花芽が多くなる.
といった傾向があります.

さらに,スギの雄花は前年の7月から10月にかけて形成され,
11月頃には黄色みを帯びて緑の葉と区別しやすくなるので,
この花芽の状況を調べて,
各地で,花粉の飛散量の予測がたてられます.

2011年の超大量飛散の反動で
2012年は飛散量が例年を下回った地域が多かったですが,
今年は一転,関東などで飛散量が多くなりそうです.
要注意!



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Posted by ママさんドクター  at 17:58 │Comments(0)医療お役立ち情報

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