2010年11月07日

胃カメラ

今週のキッズメディカルスクール@むさしのでは
消化・吸収のお話をします.
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)のお話もする予定です.

大道芸人の様に管を通して
胃を観察しようとする試みは19世紀の頃からありました.

でも本当に診断に役立つ胃カメラがはじめて作られたのは
1950年.
日本でのことです.

それから,苦痛を少なくし,
診断の精度を上げようと,
様々な改良がなされてきました.

私も内視鏡検査で,胃の検診を受けています.
気持ちの良い検査とは言いませんが,
幸いさほどの苦痛もなく検査を受けることができます.

一方,夫は,喉の奥に刺激が加わった時ゲッとくる
あの嘔吐反射が強いため,
内視鏡検査にはいつも苦労しています.
最近は鼻から内視鏡を入れて貰えるので,
かなり楽になったと言っています.
(経鼻内視鏡検査ですね.)

私は,口からでもどちらでもたいして変わりはないな,というタイプ.
考えてみれば,
今はこんなことをしているはず,
次はこんな事をするはずだから,お腹がぐっと押される感じがするはず・・・・
などなど,やはり検査の流れが頭に入っているから,
余計な不安を感じないですむのでしょう.

夫は,今まで数回内視鏡を受けていますが,
25歳くらいの頃,生まれて初めて受けた内視鏡が一番楽だったそうです.
検査をしたのは・・・
私です.

ぜひ,皆さんも信頼できる先生のもとで,
リラックスして検査を受けてみて下さいね.  


Posted by ママさんドクター  at 09:10Comments(0)医療お役立ち情報